まずは、心臓病という視点からみた食事、栄養のスタンダードを見直してみることにしました。Braunwaldの「Heart Disease」という、心臓病の教科書の1冊とされている本の「CHAPTER 48 Nutrition and Cardiovascular Disease」をのんびり読んで行きます。
まずは、前書きから。
「喫煙と身体活動(運動)と共に、食事の習慣は 多くの心臓や血管の病気、代謝性疾患(糖尿病など)の原因、予防、治療の基礎に関係します。
それらの病気として、冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)、脳卒中、2型糖尿病、ならびに心臓突然死、心房細動、心不全、および認知症などが挙げられます。
米国などの先進国においては、塩分やトランス脂肪酸の摂取量が多く、一方でオメガ3脂肪酸、果物、野菜の摂取量が少ない状態であり、このような状態は死亡や心臓や血管の病気による死亡の主な原因の1つとなっています。発展途上国では、肥満、糖尿病、心臓や血管の病気が急速に増加していますが、これも食事や他の生活行動の変化を通じて生じた生じた急速な社会的、環境的な変化の結果です。適切ではない食習慣により数々の病気が引き起こされています。様々な栄養素の有益性と有害性を良く知ることは、それらの病気を緩和し、好転させることもあるかもしれません。」
先進国も、発展途上国も、食生活、生活習慣で、病気になっているんですね。
原始人ダイエットなどが流行っていますが、納得できる部分は多々あります。
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